こんにちは!chiku(@chikugurume)です☘
現在、茨城県守谷市に住むchiku。妊娠届を市に提出し、順調にお腹の中の赤ちゃんが成長していく様子を定期的な妊婦検診で確認しながら、妊娠中期、後期になるにつれて、いよいよ産まれてくる赤ちゃんとの対面を楽しみにしつつ、育児って何を用意すれば良いんだろう?どんなことをするんだろう?と言う疑問が日に日に大きくなりました。
今の時代、育児に関する本はもちろん、SNSで情報発信をしている方や実際のママさんのSNSの投稿も気軽に見れるようになり、色々な意見や情報を気軽に見ることが出来るようになりました。
ネットで情報収集することも大切だと思いつつ、せっかくなら助産師さんや保育士さんのお話を直接聞きたいと思い、守谷市が開催している両親学級に参加することにしました。両親学級は守谷市ではじめて子育てをするパパとママが参加できるイベントで、育児について何も知らない状態でも気軽に参加できるイベントです。私たち夫婦も知識ゼロの中、せっかくなら市が開催するイベントなら間違いない!と思い、参加してみることにしました🍀
この記事では、両親学級がどんなものなのか、実際に参加してみた感想、参加していた時の様子を写真と共に載せていくので、参考にして頂けると嬉しいです😊
この記事は、精神的に余裕がない方が読むとあまり気持ちの良い内容に感じられない可能性があります。心にゆとりをもって読んで頂ける方に読んでもらうことを推奨します。
目次
両親学級って?
両親学級についてサクッと解説!
両親学級は守谷市に住民票がある人で、これから初めての出産・子育てを迎える人を対象に、夫婦で参加できるイベントです。
妊娠28週以降で、初めて子育てを迎える守谷市に住民票がある夫婦が対象となっています。
生後1ヶ月くらいまで行う沐浴をはじめ、粉ミルクの調乳を助産師さんや保健師さんに教わる実習をしたり、パパさんが妊娠後期の妊婦体験をしてママさんの体は今こんな感じなんだよ~!と言うことを知るきっかけの場になったり、はじめて夫婦で迎える子育てについてを学習できる動画を視聴したりする約2時間の初めての子育てについての学びの場です。
夫婦での参加が難しい人の為に母親学級もあります。これからママになるママさんがより深く子育てについて学べる場となっていて、両親学級とは違った内容のものとなっています。
いつ開催しているの?開催場所や時間は?参加費はかかるの?
両親学級は年に8回くらい、特定の土曜日に開催しています!開催日の日程は毎年、年度ごとにもりや子育てひろばの両親学級についてのページで掲載しているのでこちらを確認しましょう!
開催場所は守谷市内の保健センター(守谷市本町631-1)です!午前の部と午後の部があり、全ての回が電話での事前予約制となっています。空いている時間を案内されるので、都合の良い日時を夫婦で相談して参加しましょう♪
参加費は無料です!車の場合も保健センターの駐車場は無料なので安心♪ただしテキスト代250円が必要なのでお釣りのないように250円を必ず持っていきましょう。飲み物を持参して行かない場合、保健センター内にある自販機で飲み物も購入出来るので、必要な方は飲み物代を用意しておくと良いかも!
予約方法は?
予約は電話のみです!0297-48-6000(音声案内3)へ平日の8:30~17:00の間に電話すると予約することが出来ます。
予約したい日付の7日まで(土日祝を含まない日付)に予約をする必要があります。また、定員が満員になると希望の日程に予約が出来ない場合もあるので、予約したい日程までに余裕をもって予約することをおすすめします。
都合によりキャンセルすることになった場合は、前日までに必ず連絡を入れる必要があります。万が一、当日に変更やキャンセルをすることになった場合は、予約完了後、参加する両親学級の日程の前に守谷市から郵送されてくる両親学級のお知らせの手紙に同封されている守谷市おやこ保健課のメールアドレスに連絡をしましょう!
必要な持ち物はある?
市から提示されている必要な持ち物は母子健康手帳、筆記用具、バスタオル(沐浴実習で使います)、テキスト代250円、事前に郵送されてくる体調確認シートです!
実際に行ってみたところ飲み物の持ち込みも可能だったので、水分補給をしたい人は飲み物の持参もおすすめします。
また、保健センター内は撮影が禁止ですが、沐浴実習など一部の両親学級の様子は、スマホで写真や動画の撮影がOKなので、スマホを持参することをおすすめします。妊婦体験をしているパパさんとお腹が大きくなってきたママさんのツーショットを撮ってくれたり、ここでしか体験できない場面の記念写真も撮ってくれたりします😊
実際に参加してみた
両親学級を予約すると事前に書類が郵送されてくるぞ!
予約した両親学級の日付の1週間くらい前に守谷市から私(ママになる人)宛てにお手紙が送られてきました!
電話予約した時、氏名を伝えただけで、住所とか伝えていなかったので、本当に書類が送られてくるのかな?とちょっと不安になっていたりもしたのですが、母子手帳をもらう為に市に妊娠届を出していたこともあり、きちんと私が守谷市在住でこれから出産を控えているということを市が把握してくれていたので、ちゃんと届きました。
茶封筒を開けると…
両親学級のお知らせの紙と体調確認シートが入っていました!体調確認シートは両親学級の当日、受付に提出するので、必要事項を記入して用意してから行きましょう。
両親学級開始!受付を済ませ、まずは動画視聴をします
両親学級の開始時間10分前から受付時間になっているので時間になったら受付を済ませましょう。
保健センターに到着!入口から中へ入ります。
両親学級が開催される日はこのように両親学級と書かれた大きな看板があるので、この先へ進みます。この先に両親学級の受付があります。
受付で名前を伝え、体調確認シートやテキスト代を渡し、母子手帳を見せると受付完了です!苗字が書かれたシールが用意されているので、服の上から貼って、まずは動画を視聴する部屋へ入ります。
私が参加した時は自分たち夫婦を含め、4組の夫婦が参加していました!動画視聴を開始する前に、1組ずつパパママそれぞれが苗字と住んでいる地域、出産予定日や今回両親学級へ参加したきっかけなどを話す簡単な自己紹介をする流れとなっており、それぞれの夫婦が自己紹介を終えると、動画が始まります。
動画の内容は夫婦で迎える子育てについて、産後うつに関する内容、沐浴のやり方などでした!
赤ちゃんが泣きやまないことについての理解を深める動画があり、こちらも両親学級での視聴項目の1つになっていたのですが、両親学級のお知らせの紙に書かれているQRコードを読み込むと事前に視聴できるようになっていて、この動画は両親学級へ参加する前に視聴するようにとのことだったので、視聴しました!参加してから同封されていたテキストにもこのことについて書かれた紙が同封されていましたよ~!!
この動画は誰でもいつでも視聴できるものです!URLを貼っておくので、興味がある方はぜひ視聴してみてください!
はじめての沐浴体験
動画視聴を終えたら、別の部屋で沐浴の実習です!動画の中で助産師さんが赤ちゃんを沐浴させている動画を視聴するのですが、この動画を見て学んだことを参考に赤ちゃんの人形を使って沐浴をやってみます。
各夫婦ごとに保健師さんor助産師さんが1人つくので、個別指導で沐浴のやり方を丁寧に教わることが出来ますよ~!夫婦ごとに用意されたテーブルへ行き、さっそく沐浴実習をはじめます!
ママは出産後、改めて産む病院で助産師さんから産まれた我が子を沐浴へ入れる指導をおこなうことが多いとのことで(実際に私もそうでした!)、パパが沐浴を実際にやってみよう!と担当してくれた方におすすめしてもらい、我が家は旦那が沐浴実習をすることになりました。
他の参加者の方もパパさんが沐浴をして、ママさんが写真や動画撮影をしていたので、両親学級の場合はパパさんが沐浴をやってみる流れになることが多いと思います!
各テーブルごとに男の子と女の子の赤ちゃん人形や沐浴に必要な道具が用意されています。
事前に性別がわかっている場合、その性別の子の人形での実習になります。我が家は女の子なので、女の子の人形を使って実習開始です!
最初に沐浴が終わった後に着せる服やおむつを用意しておきます。このスタイルで用意しておくと、お風呂上がりの流れがスムーズになるのです。
その上に持参したバスタオルをのせます。お風呂からあがった赤ちゃんを拭く為のタオルとして使います。
事前に沐浴用のベビーバスに適温になっているお湯が入っている状態で用意されています。湯温計で適温になっているか確認してから沐浴開始です!
家で沐浴をする場合、湯沸かし器が付いていて、お湯を出す時点で温度を調節できる家庭の場合は湯温計は必要ないとのことでした!
実習で推奨されているお湯の温度は夏場は38℃、冬場は40℃くらいでした!
赤ちゃんの服を脱がせます。この時点で、私の旦那もはじめての経験でここのボタンどうやってついているんだ?みたいな感じで苦戦しながらも脱がせていました。
おむつも脱がせましょう。
赤ちゃんがもしおしっこやうんちをしていたら、この時点で1回お尻を拭いてからお風呂へ入れるとのことでした。こればかりは毎回脱がせてみないとわかりませんね!
おむつを脱がせてすっぽんぽんの状態になったら、入浴前に赤ちゃんの全身をチェックしようとのこと!普段はお洋服を着ていて見えない部分も多いので、肌荒れなどがないかじっくり確認するチャンスになるのだそう。
全身をチェックしたら浴用ガーゼを体にかぶせた状態でベビーバスへ連れていきます。
足元からゆっくりお風呂の中へ入れてあげましょう。この時、最初は泣いてしまうことも多いみたいなのですが、声かけをしてあげたり、赤ちゃんの足をベビーバスに優しくあてると、ママのお腹の中にいた時のことを思い出して安心することが多いとのことでした。
動画視聴で沐浴していた赤ちゃんも、お湯に入った瞬間は泣いてしまっていましたが、助産師さんが声をかけてあげたらスッと泣き止んでいました!
赤ちゃんの耳に水が入らないように耳を餃子のような形になるように指で軽く押さえながらお風呂へ入れます。
そしてまずはガーゼの上から体にお湯をかけてあげます。
まずは目元をガーゼで拭きます。目頭から目尻までしっかり拭きましょう。片目ずつ、拭く面を変えてやっていくようにとのことでした。
人形なので、目が開いていますが、実際の赤ちゃんは目を閉じていやがったりすると思うので、目に水が入る心配はあまりないと思います。
その後、おでこから数字の「3」を描くようにほっぺ、あごにかけてガーゼで拭いていきます。こちらも右と左でガーゼで拭く面を変えながら行いましょう。
あごのところまでしっかり丁寧に拭きます。
次は頭です。頭を濡らしたらベビーソープを頭につけます。
この時は特に耳に水が入らないように注意しましょう!
頭を洗い終わったらベビーバスの水で泡を流します。この時もガーゼを使って洗い流します。
次はベビーソープで首すじを洗いましょう!生まれて間もない首がすわっていない赤ちゃんは首元にシワが多いので、この部分を丁寧に洗ってあげて欲しいとのことでした。
そのまま胸からお腹にかけてベビーソープで洗います。
一度、ガーゼを使って泡を洗い流します。
次は腕から手にかけて洗います。わきの下や間接部門などシワの多い部分は特に汚れがたまりやすいので、ベビーソープを使って丁寧に洗いましょう。
1本1本、指の間まで丁寧に洗います。片腕ずつ洗い、洗い終えたらそれぞれガーゼ越しに泡を洗い流します。
次は足です。足も同じように太ももから足先にかけて洗い、特にシワがある関節部分など汚れがたまりやすい部分は丁寧に洗いましょう。
ガーゼ越しに泡を洗い流したら、次は赤ちゃんの顔が水に入らないように注意しながらうつぶせにします。
ベビーソープでお尻を洗ったり
背中も丁寧に洗いましょう。
最後はおまたを洗います。
全身を洗い終わったら「お風呂気持ちよかったねぇ~」と声をかけてあげながらお風呂からあがります。
用意しておいたバスタオルにすっぽんぽんの赤ちゃんをのせます。
優しく丁寧に濡れた体を拭きます。
タオルをくるくるっと巻きながら赤ちゃんを横向きにします。
耳の後ろまで丁寧に拭きます。
反対側も同じようにくるくるっと巻きながら横向きにして丁寧に拭いてあげましょう。
水を丁寧に拭き終わったら、おへその消毒を綿棒を使っておこないます。
消毒を終えたらおむつをはかせましょう。
担当してくれた保健師さんがおむつを付ける時はこういう風にするとおしっこやうんちが漏れないよ!と教えてくれました!
お洋服は2枚一気に袖を通すところから着せてあげると時短になるし、寒くならないのでおすすめとのこと。
最初に来ていた服と別のお洋服を着せます。
お洋服、ちゃんと着せられました!
最後は綿棒を使って耳と鼻の穴を掃除しましょう!まずは耳から。あまり奥まで綿棒をいれなくても大丈夫とのことなので、表面の部分をお掃除します。
最後に鼻の穴の入口あたりを拭いたら、沐浴終了です!大人もお風呂へ入ったら汗をかいて水分が体の外へ出ていくので、赤ちゃんもそれは同じとのこと。もしミルクを飲みたそうにしていたら、この後、ミルクを飲ませてあげよう!とのことでした!
パパに妊婦体験をしてもらおう!
沐浴実習が終わったら、次は妊婦体験です!妊娠後期のママの体をパパに体験してもらいます。
旦那に胸とお腹の部分に重りが入った服を着て、妊婦体験をしてもらいました!顔隠してますが、めっちゃしんどそうな顔をしています笑
横になってもらって、起き上がるのも大変なんだぞ!と言うことを実感してもらいます。実際に旦那が、お腹が大きくなってきた私の起き上がる様子を見ていて、なんでこんな風に起き上がっているのか、妊婦体験をしてわかった!と言っていました。うつぶせになれないし、起き上がるの大変なんだよね。
他にも椅子に座って靴下を脱ぐ動作や、保健センター内の階段を上って、お腹が重いママは階段上るのもけっこう大変なんだぞ!と言うことを体験してもらいました!
chiku
そのまま2階へ行きながら、0歳児~未就学児が遊べる場であるもりっ子の見学もさせてもらいました!
粉ミルクを作る調乳体験をして、両親学級はおしまいです!
妊婦体験の後は別室へ移動し、各夫婦ごとにテーブルに用意された粉ミルクの調乳体験です!
適温の温度などの説明をしながら、担当のスタッフさんがまずはお手本を見せてくれます。その後、実際に粉ミルクを作ってみるという流れになっていました。
哺乳瓶に粉ミルクを入れ、用意されているお湯を作る量の半分入れ、一度瓶をくるくるとまわして、粉ミルクを溶かします。その後、別の容器に用意されている水を入れて完成です!
完成したミルクの適温はこんな感じの温度だよ~!と言うのも教えてくれるので、実際に赤ちゃんが飲むミルクの温度を知ることも出来ます🍀作ったミルクを一度腕の内側に1滴くらい出して、温度が熱すぎたり冷たすぎたりしないか確認し、ちょうど良い温度になっていたらOKとのことでした!!熱すぎる場合は瓶を水で濡らして冷やす、冷たい場合はお湯で温めるなど、温度調節の方法も丁寧に教えてくれました😊
調乳体験を終えたら、実際に守谷市に住む先輩パパさんからのメッセージの動画を視聴し、両親学級へ参加した感想を夫婦それぞれネットアンケートに答えておしまいです!
両親学級に参加すると貰えるテキストはこんな感じ!
両親学級への参加は無料ですが、テキスト代として250円を用意していく必要があります。250円で受け取るテキストはこんな感じでした!
いろんな冊子や紙が入っていて、それぞれ違う内容が書かれています。大まかに見ると、両親学級の最初に視聴した動画の内容のものがメインになっていて、家に帰ってからも動画の内容+αや守谷市の産後ケアなどのサポートについてを学べるようになっていました♪
実際に赤ちゃんが産まれてから両親学級を振り返ってみた感想
まず、旦那と二人で沐浴を学べたことが良い経験になりました。いざ赤ちゃんが産まれて、はじめての沐浴をしよう!となった時に、私は病院で少しだけやりましたが、旦那は両親学級で学ばなければ、次どうするの?わかんないよ~!!と困ってしまうことも多かったと思います。お互いに学べる場があったからこそ、いざ夫婦で実践!となった時に慣れないながらもスムーズに沐浴を行うことが出来ました。私も事前に学べていたからこそ、病院で我が子のはじめての沐浴をした時も、学んだことを復習しながら実践することが出来ました!
両親学級では動かない人形での体験ですが、実際の沐浴は元気な赤ちゃんをお風呂に入れます。手足をばたばた動かしたり、泣いていやがることもあったり、沐浴バスの中でおトイレをしてしまったり…毎日、いろんなことが起こって、お水が耳とかに入らないかな?背中を向けた時、ちゃんと息出来てるかな?とか心配になりながら、苦戦しながら沐浴をしています。当たり前のことですが、沐浴は想像以上に大変です!でも、手順や入れる前後のことを学んでいたからこそ、準備などはスムーズに行えるので、なるべく赤ちゃんを裸で寒いよ~!と感じる時間はなるべく少なくしてあげられているのかな?と思います。
沐浴だけではありません、粉ミルクの作り方や赤ちゃんが泣き止まない時のことなど、子どもが産まれてくる前から気持ちの上で色々な準備が出来たのは、両親学級に夫婦で参加できたことがきっかけの1つになっていると感じます。
実際に始まってみると、子育ては寝不足になったり、赤ちゃんが何で泣いているのかわからないこともあったり、色々大変なことも多いですが、それを辛いと感じることも全くなく、日々我が子の愛おしさに癒されながら楽しく育児ライフを過ごしています。
以上、守谷市の両親学級へ実際に参加してみた感想でした!これから始まる子育てってどんな感じなんだろう?話には聞くけど、人によっていうこと、感じることが違うからわからないなぁと不安が多かったのですが、この両親学級に参加して、その不安が少し解消されました!
はじめての子育て、不安に思う人も多いと思います。守谷市に限らず、市町村によってこういうサービスをしている場所もあると思うので、ぜひお住いの市町村の子育て支援制度について調べて、実際になにか学べる場があれば、参加してみることをおすすめします!私たちはこの両親学級に夫婦で参加して本当に良かったと思いました…!
最後まで読んで下さりありがとうございました☘